about


 

「100年続く伝統技術で現代に調和するものを。」



大正時代に群馬県桐生市で、和装品の刺繍をするために生まれた横振り刺繍。
yuki onizukaのすべてのアイテムは、この伝統的な刺繍技法を用いて生み出されます。

 日本で長く受け継がれてきた伝統工芸を新たな視点から捉え、
"刺繍" の既成概念に縛られない、独創的な構造と立体感を強みに、
いけばなで培った感性を活かして、植物の美しい表情をジュエリーへと変えていきます。


日常、晴れの日、洋装、和装。
枠にとらわれずにフレキシブルに。

使いたい日に
心から気に入ったものを
長く大切に身につけたい。

そう望むすべての方へ向けて提案する、新たな刺繍ジュエリーです。





yuki onizuka / 鬼塚 友紀



1991年 神奈川県生まれ。

文化服装学院卒業後、京都へ移住。

職人として、寺院の仏具や袈裟の修復を行う中で横振り刺繍の技術を学ぶ。
一見古びてはいるけれど、持ち主の沢山の想いがこもった替えの効かない大切な一着に日々触れていくうちに、自分自身の手でも、

"使い手が想いを乗せられ、修理を重ねてまでも使いたいと思えるような特別な一点を生み出したい

と志すようになり、刺繍作品の制作を始める。

2020年より、刺繍ジュエリーブランド「yuki onizuka」をスタート。

 

60年前に着物の刺繍をするために製造された横振り刺繍ミシンを使用し、制作を行います。



横振り刺繍について



大正末期に群馬県桐生市で生まれた伝統工芸。

打掛や振袖、半衿など、刺繍に柔らかい味わいのある風合いが必要な和装品に多く用いられてきた刺繍技法であり、専用のミシンを用いて行います。

ミシンの針が左右に振れながら刺繍をしていくため横振り刺繍と呼ばれており、
手元、膝元、足元の3点を同時に操作しながら進めていきます。

コンピューターなどは搭載しておらず、全て職人のフリーハンドで刺繍をしていきます。
コンピューター刺繍(ジャカード刺繍)と比べると、細い線や角など、細やかな表現を出しやすいのがこのミシンの特徴です。

コンピューター刺繍にはない、手仕事によって生み出される横振り刺繍ならではの表現の豊かさや温かさを、作品より感じて頂けましたら幸いです。

 
現在、職人の高齢化と継承者不足により、絶滅の危機に瀕している伝統工芸の一つと言われています。

ひっそりとこの技術が失われてしまう前に、伝統工芸に触れたものの務めとして、
少しでも多くの方にこの技術を伝え、興味を持って頂きたいという意志のもとに制作活動を行っています。